食器洗い乾燥機(ナショナルのNP-BM2)のセパレータ交換

食器洗い乾燥機が壊れたので修理しました。

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食器洗い乾燥機の故障

たまに台所を手伝うのですが、ある日食器洗い乾燥機の様子をチェックしたのです。窓があるタイプなので水の飛びの様子が見えるのです。これは窓ありのメリットです。
窓から様子を見ると庫内左側に水がほとんど飛んで来ないじゃあーりませんか! さらにライトを当てて中を覗くと左側上下の回転ノズルが回っていないのを現認。うーん何かおかしい。

機種はナショナルのNP-BM2、2007年製。ナショナルなんて知らない人もいる(かな?)と思うので簡単に説明すると、ナショナルはパナソニックの旧社名・旧ブランドです。

ググって調べると、同様の不具合が出てくる出てくる。NP-BM1の不具合記事が多いですが、多分BM2と構造に大きな違いはないと思うので気にしない。不具合のほとんどは今回同様に、左側上下の回転ノズルが回らず水が出ないのと、排水不良。きっと次は排水不良の修理か。。。

左側上下の回転ノズルが回らず水が出ない場合は、セパレータ(分水弁)が壊れており、セパレータを交換すれば直るらしい。NP-BM2に適合するセパレータはパナソニックANP34G-8020らしい(全てが曖昧w)。価格は550円で通販で入手可能。なんと大手ヨドバシカメラでも売られていますから、そこそこ売れるということですねw。価格がそう高くないので、無駄を覚悟で購入して部品が到着してから分解修理することにしました。(分解修理は自己責任で行うことになります)

今回の食器洗い乾燥機。上側ドアの外側中央下端、Nationalロゴの下に両面テープで重りを貼り付けて使っています。これは半開き状態を調整するためのもので、ノーマルだと半開き状態でかなり開いた状態になりますが、ここに重りを付けると半開き状態が閉じ側にずれます。するとシンクで洗い物をする時に食洗機のドアが邪魔になりにくいのです。

分解修理

庫内のカゴを外した状態。

庫内奥の部品を外したところ。簡単なので分解方法の詳細は省略します。

庫内下側中央の部品を外すとセパレータが見えます。

やはりセパレータが壊れていました。セパレータが回らないの水流の分配がうまくいかず、左側上下の回転ノズルに水が行かなかったのでしょう。なぜ多くの不具合事例で左側上下の回転ノズルに水が行かない位置でセパレータが止まるのか?理屈は考えないことにしますw セパレータの取り付け方向はどこでも構わないと考えます(間違っていたらゴメンナサイ)。

壊れたセパレータと新品の写真です。壊れたセパレータはゴムの一部がちぎれてしまい、セパレータ上側のカム部分にゴムが挟まり回らなくなったと考えられます。交換後は左側上下の回転ノズルが回り水も出るようになりました。修理完了!

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