六角穴付きビスを外そうとした時に、六角穴がなめた場合の対処法の一例を紹介します。
目次
六角穴がなめたビスの状況
六角穴付きビスを外そうとした時に、六角穴がなめると焦りますよね(笑)
六角穴がなめたのは、ラジコンバギーのアソシG74のリヤサスのアームマウントを固定するM3x8の六角穴付きフラットヘッドキャップスクリュー(六角穴付皿ビス)。
六角穴がなめたビスの外し方
いきなりビスを緩めた写真www。記事にするつもりがなかったので作業前の写真を撮らなかった。
六角穴がなめても、取り付けている部品が回せれば問題なく外せます。取り付けている部品を回せばいいんですからね。それができない場合は皿ビスを破壊するか回すしかありません。今回は取り付けている部品を回せませんでした。
まず破壊しようと思い、やや大きい球形砥石で削り始めましたが、ビスが硬くてなかなか削れないこともあり方針転換。マイナスドライバーが引っかかる溝をビスに作って回すことにしました。
で、その作戦はうまくいきビスを回ることができました。マイナスネジは六角穴より大きいトルクを加えられるので、溝をうまく造れば回せます。少し時間をかければ六角穴がなめてもネジを回せることが分かっていれば、六角穴がなめても心に余裕が生まれます。六角穴付きのナベビスやキャップスクリューでも同様です。
尚、ワタクシはケチなので買いませんが、なめた六角穴付ボルトを外す専用工具も売られているようです。
外したビス。マイナスドライバーが引っ掛かる溝がちゃんと造れていました。
使った工具。リューターの先端ツールは球形約1mmの(多分)ダイアモンド砥石。マイナスドライバーは造った溝にフィットするサイズの物が必要です。
ちなみにリューターは「HOZANのK-109 ミニルーター」。これはとても良い工具でお勧めです!
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